映画【ドリームプラン】究極のメンタル育成法6選 厳しい環境下で、どうやってウィリアムズ姉妹を育てあげたのか アスリートや指導者必見

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この記事は映画『ドリームプラン』から学ぶスポーツメンタルについて記述しました

・テニスやスポーツが好きな方
・スポーツメンタルについて学びたい方
・映画が好きな方(アカデミー賞受賞作)
・映画「ドリームプラン」に興味がある方
・ウィル・スミスが好きな方
にとって非常に参考になる内容です


アスリートや指導者を初め強い心を手に入れたい方にとっても
学びがある実学的な内容となっております。

是非最後までご覧下さい!
※少しだけネタバレも含みます

はじめに

『ドリームプラン』はウィル・スミスが主演&プロデューサーを務めた映画で第94回アカデミー賞にて作品賞、主演男優賞、助演女優賞、歌曲賞、編集賞、脚本賞の主要6部門にノミネートされております。第79回ゴールデン・グローブ賞では、ウィル・スミスがドラマ部門主演男優賞を受賞している注目作品です。

ギャング蔓延るロサンゼルス郡南部コンプトン市の公営コートでどのようにしてウィリアムズ姉妹を育て上げたのか。現役アスリートや指導者にとっても参考になる内容が沢山あります!
感動と勇気が沢山詰まった映画『ドリームプラン』を紹介します!

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作品紹介

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あらすじ

世界最強のテニスプレイヤーと称されるビーナス&セリーナ・ウィリアムズ姉妹を世界チャンピオンに育てあげたテニス未経験の父親の実話を基に描いたドラマ。  

リチャード・ウィリアムズは優勝したテニスプレイヤーが4万ドルの小切手を受け取る姿をテレビで見て、自分の子どもをテニスプレイヤーに育てることを決意する。
 
テニスの経験がない彼は独学でテニスの教育法を研究して78ページにも及ぶ計画書を作成し常識破りの計画を実行に移す。

ギャング蔓延るカリフォルニア州コンプトンの公営テニスコートで周囲からの批判や数々の問題に立ち向かいながら奮闘する父のもと姉妹はその才能を開花させていく。

ウィル・スミスが3度目のアカデミー賞ノミネートで初のオスカーを手にした作品

出典 映画.com

究極のメンタル育成法6選

さて、ここからドリームプランに学ぶ究極のメンタル育成法6選を紹介します。アスリートやビジネスマンにも使えるおすすめの内容です!

言葉の力(言霊)

この映画で特に注目して欲しいのは言葉の力です。強い言葉、ポジティブな言葉、励みになる言葉でウィリアムズ姉妹にチャンピオンとして相応しいメンタルとモチベーションを作っています。

ウィルスミスが演じているリチャードはビーナスウィリアムズ、セリーナウィリアムズに対して何度も何度も
『お前はチャンピオンだ』
『お前に出来ない事はない』
『常にチャンピオンらしく堂々とするんだ』と前向きでポジティブな言葉をシャワーのように伝え続けていました。

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決してマイナスな発言は耳に入れさせない。常にポジティブな言葉で世界一のテニスプレイヤーとして接していました。

言葉だけではありません思考の中もチャンピオンとしての自信を植え付けております。

『思考は現実化する』

引用 ナポレオン・ヒル

インタビューの際ビーナスが自信に満ちた受け答えをしているのに対してリポーターが、ビーナス「長期間試合をしていないが大丈夫か?」と何度も似たような質問をしてきました。その際リチャードはビーナスの思考、マインドに迷いが生まれないようにすぐに会見を中止させました。

思考の面でも意識して常にポジティブに保つようにしていました。言葉だけではなく、行動の面でも世界一最強の選手として扱いマイナスの言葉、思考は一切頭に入れさせないようにしていました。 

姉のビーナスが活躍している横でリチャードは妹のセリーナに「ビーナスは世界一の選手になる」「セリーナは史上最強の選手になる」とセルフイメージを落とさない言葉で強く訴え励ましておりました。

このようにセリーナ姉妹にポジティブで可能性に満ちた言葉を自信をもって与え続けたことによって強いセルフイメージで自信を持って試合に挑めたのだと思います。

大きな目標を立てる

If you fail to plan, then plan to fail.
(計画を建てなければ失敗する)
計画無くして成功なし

リチャードは練習時、2つの言葉をいつも立てかけビーナスとセリーナの視界に入るようにしています。常に目に入るので無意識に心に留める事が出来ます。

その言葉とは1つ目が
【you are a winner】
『あなたはチャンピオン(勝者)だ!』

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2つ目が
【if you fail to plan you are planning to fail】
『計画を建てなければ失敗する』です

それほどリチャードは計画(プラン)を大切にしておりました。

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『ドリームプラン』のメインテーマである『プラン』。リチャードは独学でテニスの教育法を研究して78ページにも及ぶ計画書を作成し常識破りの計画を実行に移しました。

「流れに任せて、来たものを全力でやる」このような考えたかよりも5年、10年、場合によっては30年先を見据えて計画を立てて行動した方がより良い成果や結果に結びつくかもしれません。

計画を立てて、自分が達成出来る状況をはっきり想像出来れば、目標へ大きく近づきます。

謙虚さを持つ

試合な勝って大喜びする子供達にリチャードは「シンデレラ」を観せます。そこからリチャードは謙虚さについて教えます。

「放漫になるのではなく相手を敬うこと」
勝者の横には破れた相手がいます。お互いの健闘を称え合いリスペクトする気持ちも大切です。

喜びを表現するのも大切ですが勝った時に、健闘を讃え合う事もなく全力で喜んでいるのはチャンピオンとして相応しくないような気がします。

勝った時、負けた時でも相手の実力を讃えて謙虚な気持でリスペクトするのが本当のチャンピオン(勝者)のように感じました。

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強いメンタル、引かない気持ち

まだビーナスとセリーナの実力が世間に認められていない時、リチャードは様々なコーチにセリーナ姉妹のプレーを撮影ビデオ、自作のパンフレット、人を惹きつけるトーク力を使って『必ず世界一のテニスプレイヤーになるから「無料」で指導してくれ』と何度も訴えかけていました。(目標に向けてのモチベーションを高める為に、言いきり言葉や周りに宣言することも大切です。)

自分が計画を建てたらそれに沿って全力で突き進みます。何度も何度も電話をかけて交渉したり、時には練習場所に行って直談判したり。その結果、セリーナはプレーを見てくれるチャンスを与えられコーチをつける事が出来ました。

強い気持ち、メンタル、断られても引かない気持ち、目標に向かってブレずに突き進むことはチャンスを掴む上で大切です。

信念を持つこと

リチャードはビーナス、セリーナを含む5人子供達に対して、どこでも生きられるように
勉強や語学にも力を入れてました。

時に、ビーナスとセリーナに対して「テニスに集中して打ち込むべきだ」というプロ指導者の意見にも反対し勉強や教会での礼拝を優先させました。

自分の建てた目標や計画に
信念を持ってブレずに進み続ける。

テニスだけではなく勉学や道徳教育にも打ち込んだからこそビーナス、セリーナは40歳になっても現役で長く活躍し尊敬されるテニスプレイヤーになっているのだと思います。

自分を信じること

自分を信じて信念を持って突き進む。
大雨の日でも、濡れたコートで戦うことを
想定して練習したり時には厳しすぎて近隣の住民から通報される事もありました。

しかし、リチャードは自分を信じて
「ビーナスを世界一の
テニスプレイヤーにする」
「セリーナを史上最強の
テニスプレイヤーにする」

というプランを遂行させる為物凄い努力をしてきました。

自分の身体を痛めていても練習の後に警備の仕事へ行ったり、ジュニアの大会ではキッパリ出場しないと決断したり、ビーナスとセリーナがフロリダのリックメイシースクールに行く際、家族でフロリダに住むという決断が出来たり。

自分の高い目標に向けてブレずに自信を持って決めた決断を遂行する姿は参考になりました。

まとめ

『ドリームプラン』はアスリートにとっても指導者、監督、コーチにとっても参考になる内容や学びが沢山ありました。大勢の観客の中で試合をする臨場感や空気感。ボールがラケットに当たる音、スパイクがコートで動き回る音、選手のマインドの変化や緊張感、監督やコーチのリアルな表情や掛け声、アスリートにとって共感出来るシーンもいっぱいありました。『ドリームプラン』学びが多い映画なので是非ご覧になってみてください

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